デリケートゾーンの吹き出物やニキビが、しこりになる場合の原因や改善方法を考えてみようと思います。
思春期を境に女性ホルモンが活発になるにつれて、デリケートゾーンに吹き出物やニキビや出来て、それが、しこりになって焦った経験がある人は少なくないと思います。
今回は女性のデリケートゾーンの悩みの中でも一般的にあるあるな悩みだけど、他人には相談しにくい部位の吹き出物やニキビからしこりになる場合の考えられる原因や、改善方法まで調べてみたので参考にしてもらえたら、と思います。
目次
デリケートゾーンの吹き出物ニキビが!
デリケートゾーンにできる吹き出物やニキビが、できた事がある人は多いと思うのですが、完全に大人になった今振り返ると、思春期から二十代の若い頃に頻繁に出来ていたな、と思ったりします。
アラフォーとなった今では、あれほど繰り返し出来ていたデリケートゾーンの吹き出物やニキビができる事なく、ストレスフリーです。
何故若い頃、あれほどデリケートゾーンに吹き出物やニキビができたのか?その原因を考えてみようと思います。
デリケートゾーンの吹き出物やニキビができる原因
過去を振り返って思うのは陰部にニキビが繰り返しできた当時、一番のニキビの原因になっていたのかも?と思う理由はビキニラインの過剰なムダ毛のお手入れによってニキビが出来ていたのかなと思います。
当時は今とは違って、無法地帯の陰毛との格闘で毛抜きもカミソリも総動員で陰毛を過剰にお手入れしておりました。
過剰な、お手入れが間違いなく陰部への刺激となって、毛穴詰まりや毛穴を傷付け、バイキンが入り炎症して吹き出物やニキビになったのかと思います。(これが8割?)
とにかく弄り過ぎて強い刺激を与えすぎていた!
他にも思いつくあらゆるデリケートゾーンに吹き出物ができる原因となりそうな「刺激」を考えてみました。
- ビキニラインや陰毛の過剰なお手入れ(カミソリ・毛抜き)
- 洗浄力の強すぎるボディソープ
- 強い力で陰部を擦り洗い
- 生理パットやおりものシートの長時間使用
- 締め付けの強いデザイン性の強い下着やガードル等の補正下着
- 陰部の湿度も原因
- ホルモンバランスの崩れ
- ストレスの影響
- 食生活の乱れ
- 過度な脱毛による影響
粘膜に近い部位でもあるデリケートゾーンのお肌は、他の足や腕の皮膚に比べるととってもデリケートな肌で刺激に弱く、色素沈着も起こしやすい事からも原因となりうるのも納得です。
悪化した吹き出物はしこりに?
一般的には吹き出物やニキビなどの、おできの一種と言われる毛嚢炎は、先程あげた刺激を受ける事によって毛穴の中にある毛嚢と言う部分に菌が繁殖して炎症を起こす事で毛嚢炎(もうのうえん)=見た目が吹き出物やニキビになります。
この毛嚢炎が悪化し適切な処置をせずに放置すると、膿疱が固くなり、しこりとなる場合が多いようです。
身体のあらゆる部位に潜んでいると言われる、ブドウ球菌が陰部にもある事で傷ついた毛穴や刺激を受けて開いてしまった毛根に入り込む事で炎症して毛嚢炎(もうのうえん)になることが多いのです。
毛嚢炎の症状
吹き出物やニキビとも言います。
とも呼ばれるこのデキモノの症状は大半が、免疫力の低下によって出来る事が多く、出来はじめは毛穴が赤く腫れ、炎症した状態が悪化して中心に膿を持ち、痛みを伴う状態へと悪化します。
免疫力と共に自然治癒力て完治する場合も多いのですが、大半は気にして自ら潰してしまったり、場所的に衣類による摩擦で潰れてしまう事もあります。
また体力の低下や寝不足などによる免疫力の低下などによって悪化して毛嚢炎が周囲にまで広がって患部が腫れあがってしまう場合も酷い場合はあるようです。
あまりに酷い場合は発熱もあるようで、炎症した膿が自然に出る事で自然に治るそうですが、酷い場合は膿を持つ症状も毛嚢炎の場合は珍しくないようです。
デリケートゾーンが毛嚢炎に悪化する原因
ただの吹き出物やニキビだと思っていたのに、放置していたら毛嚢炎へと悪化してしまった。
デリケートゾーンは他人には見えない場所だから、吹き出物やニキビくらい、しばらくしたら治るでしょ?と放置したり無謀にも自分で潰してしまったり。
こんな人は少なくないと思いますので悪化させない為にも毛嚢炎に悪化してしまう原因にはどんな原因があるのでしょう。
- 生理前症候群と生理中の関係
生理前症候群と生理中
個人差があるので一概には言えませんが、生理前症候群と言って生理前の10日間位が一番身体の免疫力が低下して、1カ月の周期の中でもしんどい期間に変化します。
体力低下の状態での大量の経血で陰部の状態は蒸れと経血と雑菌とで、とっても劣悪な環境になります。
デリケートゾーンの吹き出物に限らず、バルトリン腺炎も、コレと言う原因はないものの、それの多くが風邪で入浴が数日出来なかったり、高熱が続き身体の免疫力低下している時期に発症する人が多いので、毛嚢炎も、同じく関係ないとは言えないでしょう。
悪化させない為の改善方法
それでも生理も生理周期も女性にとっては避けては通れない大切なホルモンバランスの要です。
出来てしまった陰部のニキビや毛嚢炎を悪化させない為の改善方法も考えて見ましょう。
酷い場合の毛嚢炎は炎症したり時には広がったりするので、放置すると膿を持つ毛嚢炎は色素沈着化することもあるから危険です。
まずは毛嚢炎になる前の段階で、デリケートゾーンに吹き出物やニキビが出来ないようにする事が重要なので、その為の確実な改善方法を紹介します。
- デリケートゾーンを清潔に
- 生活習慣の見直し
- VIO脱毛のススメ
デリケートゾーンを清潔に
今回の吹き出物やニキビが毛嚢炎まで発症する原因の多くには、デリケートゾーンの衛生環境は避けては通れません。
デリケートゾーンの吹き出物やニキビから毛嚢炎になりやすい人は、やっぱり生理周期や生理中の衛生状態が悪くなりがちです。
最低限心がけて欲しいポイントです。
- 毎日の入浴やシャワー
- 通気性の良い清潔な下着
- 生理中のマメなパット交換
現代人なら少し意識すれば全てクリアできる条件なので、デリケートゾーンの清潔な環境を心がけましょう。
生活習慣の見直し
友人にも居ましたが、お酒が大好きで朝と夜が逆転したような生活が日常生活として送っており、とても美形で綺麗で誰が見ても美人だけど、唯一の悩みが顔いっぱいの吹き出物(毛嚢炎)でした。
それも、かなり深刻なレベルのです。彼女は胸や背中、デリケートゾーンの吹き出物にも悩んでいましたが、それらの原因の1番は生活習慣だったのでは、と今でも思っています。
他にも一年中体重を気にし、ダイエット状態で食事を取らないような生活だったので、今振り返ると、生活習慣こそが彼女の深刻な吹き出物に影響があったのだと思います。
- 過度なダイエット
- 毎日の飲酒
- ヘビースモーカー
ストレス発散レベルの飲酒や、喫煙は良いにしても無謀なまでの飲酒やダイエットに喫煙者となると、やはり顔も含むデリケートゾーンの吹き出物、ニキビや毛嚢炎の原因となるのだと思います。
VIO脱毛のススメ
デリケートゾーンの吹き出物やニキビの原因にVIOの自己処理も間違いなく原因の一つだと思います。
カミソリや毛抜きでの陰部のムダ毛ケアって本当に色々な事に良くないとつくづく後悔。
黒ずみの原因もカミソリや毛抜きの色素沈着化ですが毛嚢炎も、この過剰なムダ毛ケアが一番良くないみたいです。
繰り返す自己処理のカミソリや毛抜きでのVIOのムダ毛処理はデリケートゾーンの肌を傷つけ、傷ついた僅かな傷からばい菌が入り炎症して吹き出物やニキビ、それらが災いして毛嚢炎となります。
個人的にもVIO脱毛は早くする方が間違いなく人生の費用対効果が高いと言い切れます。
VIO脱毛後の変化が快適過ぎ
- デリケートゾーンがとにかく快適
- VIOのムダ毛がないと経血、尿が付かない
- デリケートゾーンが蒸さない
- デリケートゾーンが臭わない
- 不衛生からの性病にならない
とにかく、やらない理由が見つからないレベルで、VIO脱毛はワキ脱毛と同じく絶対自己投資を惜しまず早めに実行する事をおススメします。
脱毛してみれば分かりますが、(筆者はハイジニーナ)この快適さはVIO処理前とは比較にならないクリーンな状態です。
しこりに悪化した場合の治療法
それでも自然に治る処が吹き出物やニキビから毛嚢炎が悪化した場合はどうしたらいいの?
毛嚢炎状態で酷い膿が溜まり、それらが広がって炎症を起こしたりを繰り返し、しこりになった場合は産婦人科医にかかりましょう。
- 炎症も放置し続けない
- 毛嚢炎の膿みを自分で潰さない
- しこりも放置しない
目に見えるような膿がしっかり出そうな状態の時は痛みもある場合が多いので、医師に判断してもらい多くはステロイドや抗生物質配合の軟膏を処方してもらいましょう。
悪化してしこりになる前に、完治させる事が出来るので痛みを伴うような膿がある場合はしこりになる前に医師にかかる事をお勧めします。
それでもしこりになってしまったら…
しこりの治療法は二つ
長期間放置させたり、毛嚢炎を広げたり、毛嚢炎の芯にしこりを感じるような腫れの時には切開法になる場合もあるようです。
- 注射器で膿を出す
- 切開方法
当然局所麻酔を行って、その前の段階で注射器で吸い出して膿を出しても出し切らない人は、その行為を繰り返すよりも切除して根治した方が悪化せず、また綺麗に治せる、と判断して酷い場合は切開方法で切除手術も行うようです。
是非切開手術になるまでに、しかるべき処置を施してもらい一刻も早い治療を始める事をお勧めします。
受診するクリニック
陰部の場合の毛嚢炎ならやはり産婦人科がお勧めです。場所が場所なだけに皮膚科医への診察はちょっと抵抗感が凄そうなので普通に婦人科外来で良いかと思います。
陰部ニキビ市販薬も
そうは言っても産婦人科への外来はハードルが高い!
という事で産婦人科医に診察してもらう前に一度市販のニキビや毛嚢炎に効果のある薬はあるのでしょうか?
薬局でも購入できる抗生物質の塗り薬ではポピュラーな軟膏です。
|
産婦人科に行くのが1番ですけどね。
デリケートゾーンのトラブル色々
陰部に出来る物と言えばニキビや毛嚢炎と思われがちですが、そうとも言えません。
他にもあるあるな放置すると大変な性病やデキモノをざっくりと紹介しましょう。
- 性器ヘルペス
- 尖圭コンジローマ
- 粉瘤腫(アテローム)
- 梅毒
- バルトリン腺炎(腫瘍)
性器ヘルペス
性器に赤いブツブツが出来ます、水ぶくれが出来たり、それが破れて潰瘍を作って排尿の時に酷い痛みを感じたりするので、これらの症状が現れた時は迷わずヘルペスウィルスの可能性が高いので抗ヘルペスウイルス薬を処方してもらい早めの治療で完治させる事が重要です。
尖圭(せんけい)コンジローマ
陰部でも外陰唇や肛門周辺に細かなイボが出来る症状です。
ヒトパピローマウイルス感染で慢性の炎症を起こし、一時的に、おりものが多くなるなどの症状が現れますが米粒大から小豆大の小さなイボが無数に出来るので、この場合はメスや電気焼灼などで取り除き、これ以上の繁殖を防ぐ為にも塗り薬を処方してもらい完治させる事が良いでしょう。
また放置する事によって子宮頸がんを引き起こす可能性も、あるので早めの外来をお勧めいたします。
粉瘤腫(アテローム)
陰部にも顔にも出来るデキモノで親指の第一関節大位から酷い人だと鶏卵サイズにまで肥大するコブ状の腫瘍です。
痛みや痒みなどの症状がないことから、放置すると完治が難しくなるデキモノなので注意が必要です。又これらは病院で切除手術が必要なレベルの腫瘍で気になる人は切除を行います。
梅毒
感染して直ぐにその症状が出ないのがこの梅毒の特徴です。
最初の症状は3週間後位から痛みはないが、固めのシコリが出来はじめ潰瘍となります。
この時点で痛みがないものの、症状はどんどん進化して一時は放置することで自然にその初期のシコリも収まるかのような状態になります。
第2期には微熱やリンパの腫れや陰部や肛門にもニキビのような吹き出物が出始めます。
この第2期での治療が絶対に必要だと言われています。
昔は不治の病だった梅毒は今ではしっかり抗生物質が出来た事で完治します。
でもこの第2期を通り過ごすと第3期に突入。
この第3期が陰部どころか内臓や骨、筋肉にシコリが出来始める段階に突入。
今では大半が第2期で陽性反応で気が付きますが、大昔は第4期に突入して脳や脊髄に移転して廃人になり死を待つばかりだった時代もあったのです。
バルトリン腺炎(腫瘍)
膣の近くにあるバルトリン腺炎は細菌感染で、炎症を起こすと腫瘍となって痛みを伴います。
腫瘍の中に膿を持ち歩いたり座ったりも困難なレベルに腫れあがる事も、あるので異常を感じたら早めの診察で抗生物質や腫れが大きい場合は切除手術も行う深刻なレベルの患者も珍しくないようです。
このような深刻なレベルからちょっと軽い炎症で吹き出物やニキビのような症状までデリケートゾーンに出来るトラブルは様々です。
デリケートゾーン吹き出物からしこりまとめ
デリケートゾーンの吹き出物やニキビは悪化して毛嚢炎になり、しこりに場合もあるので是非はやめの診察をするよう心がけましょう。
またデリケートゾーンに吹き出物やニキビが出来ないよう生活習慣を正しく送る事やデリケートゾーンを清潔に保つこと、清潔に保ちつつ、VIO脱毛はデリケートゾーンの清潔感を保つ為には欠かせない要素である事。
間違いなく女性の自己投資の中でも1番だと思うのでVIO脱毛への投資は早い程デリケートゾーンのトラブルがなくなる、と考えて間違いないと思います。